茨城県境町の住宅で昨年9月、会社員の小林光則さん(当時48)とパート従業員の妻美和さん(同50)が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、住宅1階の脱衣所付近に犯人が出入りしたとみられる痕跡が見つかっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。事件当夜の状況が明らかになる一方、犯人像の絞り込みは難航したまま、23日で発生から半年になる。
捜査関係者によると、風呂場の脱衣所の窓付近に、何者かが侵入した痕跡が残っていた。窓は無施錠で、県警は犯人がこの窓から侵入し、一家を襲った後に同じ窓から逃走した可能性が高いとみている。
また、殺害された夫婦の寝室と同じ2階にある子ども部屋で寝ていた長男(13)が、「犯人が部屋の電気をつけた」と証言していたことも新たにわかった。同じ部屋には次女(12)も寝ており、子どもらは、犯人は帽子とマスク姿の知らない男で「腰のあたりに黒いポーチをつけていた」と話しているという。
男は、ベッドで寝ていた子ども…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル